成功とは旅路です by 一人さん
一人さんの『ツイてる!』の本から抜粋です。
☆☆---☆☆ 「10年先を思い描いて歩き出した人がお金持ちになる」 ☆☆---☆☆
最近(2004年時点)、「お金持ちになりたい」という若者から、私のところへいろいろな質問がくるようになったんですが、そういう人たちの質問に答えてるなかで、ひとつだけ思ったことがありました。
ただ、私のなかでは、こんなことをいったら「お金持ちになりたい」という夢を描いてがんばっている人に水をさすようなことになるのではないか、という迷いがあって、しばらくいえませんでした。
でも、おそれく、私が本を書くのはこれが最後でしょうから、いわせていただくことにします。ただし、ヘンな人がいうことですから、信じないでください。聞き流していただいても結構ですからね。
「桃栗3年、柿8年」という言葉があります。それから、私が小さい頃、大人たちが、「ゆずのバカヤロー、16年」
といっていたのを耳にしたことがあります。ゆずはバカヤローでも何でもないのですが、ゆずの種を植えてから、実がなるまでに16年もかかってしまうから、こらえ性のない人が「バカヤロー」とでもいったのでしょうか。
ともかく、たった一個の種から、実をつけるまでの期間が3年かかるものには3年かかるし、8年かかるものには8年かかる。16年かかるものには16年かかるんです。
それと同じで、「お金持ちになりたい」という種を植えてから、「お金持ち」という実がなるまでには10年かかります。「なろう」と思って歩きはじめてから、お金持ちになるまでの期間が10年なんだ、ということです。
10年かかるものはかかるのだから、どうしようもないんですが、10年先に自分がお金持ちになるのだとしたら、今の自分は何をすべきかを考えて、行動することはできますよね。
私は旅をするのが大好きで、北海道から九州、沖縄まで、ブラブラ旅をして回っているのですが、私は目的地でブラブラするのが楽しみではないんです。
青森へ旅をするのだとしたら、東京から青森までの道すがらが楽しいんです。
お金持ちになるのも、それと同じです。お金持ちになるのに10年かかるのだから、その10年間に自分がやるべきことを楽しみながら、エッチラ、ホッチラ歩いていけばいいんです。そうすれば、道すがらは楽しいし、10年経てば本当にお金持ちになれるんです。
ところが、若い人のなかには、「今すぐなりたい」「来年なりたい」という人がいるんです。
そういうことを考えていると、うまい儲け話に浮き足立って、「お客にされる」ことになるから注意してくださいね。
もちろん、若くして大金を手に入れる人もいます。お金持ちになれる人もいるのですが、しばらく様子を見ていると、「籾殻(もみがら)には実が入っていなかった」ということがわかる。誤解しないでくださいね。「成功しない」といってるんじゃありません。
成功とは旅路です。
「今、ここ」を成功だと思って、歩き出した人が、成功者です。成功をつかんだ人が成功者なのではありません。「成功をつかんだ」は、もう過去のことなんです。
成功をつかんだら、次の目標を見つけてまた歩く。成功という名の旅を歩き続ける人こそ、成功者です。
だから、10年先を見つめて歩き出している人がいるとしたら、その人はすでに成功者です。あきらめず、歩いていけばいいんです。
以上、斎藤一人著 「ツイてる!」より
17年以上も前の本ですが、この頃は「本を書くのはこれで最後」と一人さん。
「垂直に成功した!」「スピリチュアルの第一人者」「累計納税額日本一」と、今は形容詞で語られる一人さんですが、当時は「ヘンな人」と自称しながらの鋭さと優しさです。
「現実に足を据えること」に触れながら「考え方」を諭しす一節でした。
以上
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