一人さんの人間観
杉の子ってね、どんなに小さくても完璧に杉なんだ。子どもだって小さいけど完璧に人なんだ。
杉の子ってね、どんなに小さくても杉なんです。
完璧に杉の形をしています。
人間も同じなんです。
子どもはどんなに小さくても完璧な人間です。
だから、人間として認めて接することが必要です。
子どもだからと邪険に扱ったり、人格を否定するようなことをしちゃいけないんです。
小さいけれど、ひとりの人格を備えた人間です。
また、『自分が子どもを育てるんだ』なんて、傲慢な考えも捨てるべき。
親というのは、子どものおかげで、さまざまな成長をさせてもらっているんです。
斉藤一人著 一日一語より
日頃ご愛顧頂くお客様から昨日お聞きしたお話。
『うちの息子なんてね、小さい頃によく言ってたわよ!
「真っ暗な水の中を、苦しみながら出て来たら、白い服に胸の辺りに血の付いた人が立ってたんだよ!」(生まれてくる本人の出産時の回想)
「雲の上みたいなところで、何個もテレビがあってその中からママを選んで決めたんだから~!」(子どもが親を選んで生まれてくる)と』
私が、一人さんのお話から「生きがいの創造」を読んだのは、恥ずかしながらほんの数年前のことです。
読んだ感想は、正直なところ「こう考える世界もあるのか」と言ったところでした。
私は本業が本業だけに、あくまでリアルな現実を直視しし続け、現実に対する働きかけだけが次を生むものだとしか考えていませんでした。
でも、現象面の背後にある世界を、それも直接にお聞きできるとは。
日々、お客様からも学ばせて頂いております。感謝してま~す!!
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